井上陽水 / 歌う見人

チャンネルRe-Are

「歌う見人」は、English Version のカセットテープと写真集がパッケージされて、カセットブックとして販売された。

井上陽水が英語でうたう、自身のヒット曲、そして新曲をふくむ全8曲のオリジナル英語版。
発売日:1986年11月22日
レーベル:小学館

帯のコピー

彼の歌に伝えられる世界は、このように美しい。
井上陽水が英語でうたう、自身のヒット曲。
そして新曲を含む全8曲の JUST BEAUTIFUL MUSIC
#井上陽水 #歌う見人

この曲は英語の方がいいんだけど

1983年12月5日に発売されたシングル「誘惑」のカップリング曲『Frozen Eyes』。
Frozen Eyes」は、アルバム『バレリーナ』に収録されている『虹のできる訳』の 英語バージョン。

井上陽水の「この曲は英語の方がいいんだけど」というインスピレーションから生まれた作品。
作詞は、DIANE SILVERTHORN。

なぜ、英語の方がいいのか。
それは、井上陽水にしかわからない。

芸術家なのだ。
井上陽水の描いた『虹のできる訳』は、英語で表現することが最適解。
そう本人が言うのだから、間違いない。
誰もが、ワカンナイと言っても。

優しく、美しい世界は、日本語の歌詞よりも英語の歌詞にした方が、よりステキな作品になるという感覚は、本能なのだろう。

その流れからだろうか。
英語の歌詞にした方が、よりいい作品になると思われる作品を井上陽水が選び、英語でセルフカバーした貴重な音源を収録した「歌う見人」。

甘美な世界

極上。
究極。
イントロから、このうえない甘美な世界が、広がっていた。

1986年。
井上陽水 38歳の頃のセルフカバー。

あの名曲が…。
英語で歌われるとこうなるんだね。

違和感。
とまどい。
そして、新たな発見。
英語で歌われる名曲は、新鮮で、魅力に溢れていた。

なんといっても、美しいメロディと井上陽水の声。
発音は、抜群だ。
井上陽水の英語は、その曲を表現するには欠かせない。

感動で打ち震えた『歌う見人』のカセットテープの音源の魅力を、この動画で うまく伝えられるといいのですが…。

冒頭の音は小さく、いつもの音量設定では聞こえないかも知れません。
再生してから3秒後くらいから徐々に音は大きくなっていきます。
ボリュームを調整いただき、耳を澄まして、お聞きください。
大きくしすぎると耳によくありませんので、気をつけてお聞きください。

アーティストは、無音の時間や曲順にこだわっていると聴いたことがあります。
出来ることなら、「歌う見人」は最初の曲から最後の曲まで、曲順のままで楽しむ
ことをおすすめします。

好きな歌を、思いのままに、好きなだけ、何度でも、
繰り返し楽しんでいただければ幸いです。

さいごに。
「歌う見人」の存在を知り、いつかは聴きたいと思ってはいたものの、半ば諦めていた私は、Koukiさんからいただいたコメントがキッカケで、 この耳で聴くことが出来ました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

By Crabsuki

収録曲

Side A
1. Dream(夢)
2. I Feel For You(揺れる花園)
3. Tangerine Summers(飾りじゃないのよ涙は)
4. Transit(トランジット)

Side B
1. Sweet Serenade(いっそセレナーデ)
2. Waiting Game(新しいラプソディー)
3. Couldn’t We(招待状のないショー)
4. Frozen’Eyes(フローズン・アイズ)

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